活動実績

2012.09.21

カジノ

BS11の報道ライブ「カジノ解禁前に考えるギャンブル依存症」に出席しました。
カジノとは、賭博場のこと。刑法で禁止されている賭博を、合法化しようという動きがあります。
賭博場では言葉の印象が悪いと考えたのか、賭博場と展示場や観光施設等を一体とした施設を設け、その中にカジノを設置しようという複合施設と称し、英語でIR(インテグレイティッド・リゾート)と説明し、賭博場の実態を言葉で隠そうとしています。
 我が国で許されているギャンブルには、競馬や競輪があります。これらは、国や地方公共団体等の公の団体が主催し、収益は国庫に納付されるなど公共のために使われます。
 適度な間隔を置いて開催されたり、中央競馬のように休日を主体とするなど勤労の妨げにならないような配慮がされています。
 カジノは、毎日24時間いつでも開いています。仕事をさぼったり、夜通し興じたりする人も多いのが実態です。
 お金を失い、ギャンブル依存症に陥り、果ては自暴自棄になって使い込みや八つ当たりで犯罪を犯したり、自殺する人も増加するでしょう。
客から吸い上げた儲けは運営する民間企業が持って行きます。 カジノは、金貸しや風俗業を周囲に集め環境が乱れます。
 カジノを導入すれば、外国人観光客を呼べると言います。然し、我が国は観光資源に恵まれた国です。
 カジノがなくても来日外国人に喜んでもらえますし、カジノがなくても来日観光客は増加しています。  カジノ賛成の人達は、カジノと一緒に展示場や観光施設を作ると言います。しかし、その建設資金は、カジノの客の負け分で埋め合わせされるのです。
 一度試しにと軽く考えてはいけません。民間業者に認めてしまったら、廃止するためには途方もない補償金が必要となるでしょう。
一度認めてしまえば、止めるにも止められない後戻りのない話なのです。
 カジノ解禁には反対です。健全な社会と日本の未来を守るために。

2012.06.04

指揮権発動を考えたこと

 6月4日、私は、法務大臣を退任しました。その退任記者会見で、私が指揮権の発動を考えていたことを述べました。そのことについて説明します。
 指揮権発動と言うと何か仰々しい言葉の響きですが、要するに法務大臣が検事総長に対し、具体的事件について指揮することです。
 検察捜査は、客観的公平でなければなりません。政治の介入で捜査が行われたり曲げられたりすることがあっては、民主主義が危うくなります。
法務大臣は、政治家ですから、客観性公平性を保つために、法務大臣は具体的事件については検察を指示することは出来ないことになっています。
しかし、例外的に、その必要を認めるときは、法務大臣は具体的事件について検事総長に対し指揮することが出来ることになっています。これが指揮権と呼ばれるものです。
 こうした法の趣旨から、指揮権は、その必要性が明らかな場合に限って発動するべきことでしょう。
 我が国では、過去に一度だけ、昭和29に当時の自由党幹事長で後に総理大臣になった佐藤栄作氏の捜査について、逮捕を見送るように指揮されたことが一度あるだけです。
 このときの指揮権の発動については批判が多く、そのこともあって以後タブー視されて来たのが実情です。
 さて、今回の件ですが、事件は、小沢一郎衆議院議員の起訴不起訴を判定する検察審査会に対し、検事が、小澤氏を起訴する方向の議決となるように誘導するために、検察審査会に対し虚偽内容の捜査報告書を提出したというものです。
 その虚偽内容は、何かの間違いによるミスとは到底考えられないもので、核心部分の報告内容の殆ど全てが架空の作り話でした。
 これは、虚偽公文書作成罪に該当する犯罪でありますし、検事が虚偽の報告をして人を犯罪者に祭り上げようとの行為ですから、許すベからざる行為です。
 私は、法務大臣として、厳正な対応をするように法務検察当局に示唆を送って来ましたが、法務検察はこれを聞き流し、事件を単なる軽微な間違いとして処理し、不起訴として終わらせる方針であることを私に伝えてきました。
 私は、検察に同じ違法行為を繰り返させないためには、事件をうやむやに葬り去ることではなく、事件を解明して責任を明らかにすることが絶対に必要であると考えました。私は、役人の用心棒ではありません。国民の立場に立って法務検察を正すことが私の職責です。
 事件の捜査をする検察が、身内の事件について捜査をしないとき、私は、国民の立場を代表する法務大臣として、検察に対し、厳正な対応をすることを命じることがその責務であると自覚しました。
 指揮権の発動を慎むと言う場合ではなく、逆に、検察が検察内部の事件の捜査処理を怠り隠蔽しようとするなら、それを正すことは必要であり、積極的に指揮する責務があると考えたのです。
 そして、指揮権を発動しようとしたその直前に、私は法務大臣を退任させられましたので、発動しないままに終わりました。
 強力な捜査権限や起訴権限を有する検察が、虚偽の捜査資料を作成して行使することは絶対にあってはならないことです。
これからも、こうした事件が繰り返されることがないように様々な取組みをして行こうと決意しました。

2012.03.29

死刑の執行

 本日、3名の死刑囚の刑を執行しました。  死刑囚であっても人の生命を断つのですから重いものを感じます。法務大臣の職責として法律で定められていることですが、大変につらい職務であります。
 小川さんは人権問題に取り組んでいるのに何故死刑を執行するのか、というご意見も寄せられています。
 私は、「人に優しく、不正に厳しく」をモットーにしています。親の地位とか民族などの違いなど、本人に全く責任の無い理由で差別し、差別されるようなことは決してあってはならないことだと思っています。
 しかし、死刑囚がその立場に立たされることになったのは、自らが犯した犯罪によってであります。決していわれのない理由でその場に立たされているのではありません。そうした考えから、私は、死刑を私が取り組むべき人権問題であるという位置付けはしておりません。
 又、私が死刑廃止論者なのに大臣の地位欲しさに変節したという批判の声も寄せられましたが、私は、これまで死刑廃止の運動に参加したことはありませんので、誤解による批判だと思います。
 引き続き、犯罪の防止政策をすすめ、犯罪から人と社会の安全が守られる社会の構築に努めます。その結果として死刑囚などの犯罪者が減少するよう様々な政策を進めて参ります。

2012.01.13

法務大臣就任にあたって

 今日から法務大臣です。法務分野は地味な分野が多いですが、国民の権利に直結する重要な分野を担当する部署でもあります。
 先ず第一に取組むべき課題は、検察の信頼回復とえん罪の防止対策です。郵便不正事件で、無実であった厚生労働省課長の村木さんが逮捕起訴された事件は、検事が証拠物を改竄した経過もあり国民に衝撃を与えました。
 検察には地道な努力を重ね国民の信頼を取り戻すよう指示します。或いは、足利事件で服役した菅谷さんが、DNA鑑定により無実であったことが明らかになりました。なぜ、無実の人が自白に追い込まれるのか。
 このようなえん罪事件を繰り返さないために、取調べの状況を録音録画して適正な取調べが行われるようにすることは重要です。
 刑事分野では、再犯の防止対策も重要です。犯罪を犯した人を再び犯罪者として送り出せば、新たな被害者が生じます。過ちを犯した人のやり直しの支援は、社会を守るためにも必要なことです。
 民事の家族法制では、選択的に夫婦の別姓を認める制度を導入して女性の地位向上や社会参加を支援し、非嫡出子の相続分差別の廃止など非合理的な差別制度の廃止に取り組みます。
 民事取引や商事分野では、分かりやすい法律に改める方向への取組みを始めます。大手会社の社外取締役の義務化など企業倫理の確立や経営の透明化の推進に取り組みます。
 法科大学院制度を中心とする法曹養成制度が、うまく機能していません。多様な人材を、地域にまんべんなく輩出するという司法制度改革の理念を取り戻すベく検討を進めます。
 来日観光客の増加に寄与するように、自動化出来るものは自動化するなど出入国事務に時間を取らせない工夫を導入し、観光立国日本の実現を支援します。
 国民の立場に立って、法務行政を進めて参ります。

2012トピック

日本土地家屋調査士会連合会


11月16日
先日、日本土地家屋調査士会連合会の竹内八十二会長と対談を行いました。この対談は民主党の機関紙「プレス民主」の企画の一つで私は民主党土地家屋調査士制度推進議員連盟の会長を務めています。
この日は「災害に強い日本へ、登記所地図整備の推進で期待される土地家屋調査士の役割」をテーマに1時間ほど懇談をしました。

シンポジウムに参加しました


10月9日
明治大学大学院情報コミュニケーション研究科の主催のシンポジウム「検察の正義は失われたのか?」にパネリストの一人として参加しました。

民主党代表選挙


9月21日
今回の代表選挙では鹿野道彦さんの推薦人となりました。結果としては野田佳彦さんの圧勝でしたが、党内一致結束してこれからの難局に立ち向かっていきたいと思います。

内閣・法務・外務・国交・防衛 合同部門会議


8月22日
香港活動家等による尖閣諸島沖領海への侵入及び魚釣島に対する不法上陸について、各部門と合同で会議を開催しました。入国管理については法務部門の担当であり各部門とも連携を取り、党として政府に適切な対応を求めて行きたいと思います。

土地家屋調査士制度推進議員連盟


8月8日
会長を務める民主党土地家屋調査士制度推進議員連盟の総会を開催し、日本土地家屋調査士連合会と全国土地家屋調査士政治連盟より、来年度予算に向けての御意見を伺いました。

参議院法務委員会


7月31日
参議院法務委員会にて質問を行いました。この他、6月19日と7月26日にも質問しています。こちらから審議の模様がご覧いただけます。

小川敏夫を囲む会


5月16日
日頃よりお世話になっている多くのみなさんにお集まりいただき、小川敏夫を囲む会を開催しました。写真は当日ご挨拶を頂いた各級自治体議員のみなさんです。

三多摩メーデー


4月28日
素晴らしい天気に恵まれる中、今年も三多摩メーデーに参加させていただきました。

法務大臣に就任

1月19日
1月13日に発足した、野田改造内閣で法務大臣に就任致しました。16日には平岡前大臣から引き継ぎを受け、大臣としての公務がスタートしました。法的基盤を整備して国民の生活を守る法務行政を行っていきたいと思います。